わかりやすいJAVAオブジェクト指向

JAVAオブジェクト指向

JAVAのオブジェクト指向は大規模開発で下記のメリットがあります。オブジェクト指向という名のプログラムの部品化を行う事で、人間が複雑なプログラムを把握しやすくなります。

JAVAのオブジェクト指向のメリット

✅柔軟性が高い⇒プログラムの変更が容易になる

✅再利用性が高い⇒プログラムの一部転用が容易になる

✅保守性が高い⇒プログラムの変更が容易になる

JAVAオブジェクト指向とは

JAVAオブジェクト指向とは、ソフトウェアの開発時に行う部品化(クラス)の事を言います。オブジェクト指向という考え方がなければ、下手すると縦に長い数千行~数万行というプログラムコードになってしまいます。プログラムの長さが長くなればなるほど、開発者は苦労します。特にJAVAでの開発は大規模開発が行われるため、部品化を行わなければプロジェクトがうまく回りません。

JAVAのオブジェクト指向のメリットはこちら

JAVAのオブジェクト指向のおかげで部品ごとに開発者が異なってもシステムは機能し、プログラムも読みやすくなります

JAVAオブジェクト指向の本質

私たち人間が行っていることをJAVAは機械的に行い、「より速く」「より正確」に処理を自動化してくれます。今では当たり前となっているスマホも、少し前はガラケーで、さらにその前は携帯電話など存在せず、自宅の電話のみでした。さらに、さらに、その前は糸電話だったのでしょうか。。。そんなわけありませんね。

プログラムやシステムは現実世界にあるモノを人間の代わりとなって機械的に行わせるために作られ、現実世界に関係のないモノが単独で存在するなどありえません。なぜなら、人々の暮らしを豊かにするためにプログラムやシステムは存在するからです。

JAVAオブジェクト指向の3大機能

JAVAのオブジェクト指向にはオブジェクト指向の実践を支援する3つの機能があります。

継承

過去に作った部品を使用し新しい部品を容易に作れる機能

ドラゴンボールで例えるならば「サイヤ人」という部品があれば力が強くスピードが速い「スーパーサイヤ人」が簡単に作れる

多様性

類似する2つの部品を同類と見なし、一括りに利用できる機能

ドラゴンボールで例えるならば「セル」と「魔人ブウ」は攻撃方法や防御方法が異なるが、細かい違いを気にせずに類似するモノと見なし「戦う」操作で攻撃できる

カプセル化

属性や操作を特定の相手から利用できないようにする機能

ドラゴンボールで例えるならば「亀ハウス」は住む家であって、空を飛ぶ事はありえない。家オブジェクトから「空を飛ぶ」操作は選べないようにしておかなければ現実世界と乖離がおきて違和感を感じる。

JAVAオブジェクト指向のまとめ

✅JAVAオブジェクト指向とはソフトウェアを開発する時の部品化(クラス)の考え

✅JAVAオブジェクト指向を使うと大規模且つ複雑なソフトウェアが「容易に」「高品質」なモノを開発できる

✅JAVAオブジェクト指向の本質は現実世界の「登場人物」と「ふるまい」を仮想世界でも再現すること

✅オブジェクトは属性と操作を持つ事で現実と同じ責務を果たす事ができる

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