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JAVAのクラスとインスタンスの関係はたこ焼きで例えるとたこ焼き器の半球状の窪みとたこ焼き本体(実体)です。クラストインスタンスを使いこなすことで、同様のオブジェクトを簡単に作ることができます。
JAVAのクラスとは
JAVAのクラスとは、たこ焼き器でいうならば、半球状の窪みと似たような役割を担っています。たこ焼き器では半球状の窪みに生地を流し込み事で、同じ形のたこ焼きを量産できます。同様にJAVAではクラスを定義する事で、同じ役割や責務を持つオブジェクトを複数作る事ができます。
JAVAのインスタンスとは
JAVAのインスタンスとは、クラスから生み出された仮想世界で動く実体の事を指します。また、クラスからインスタンスを生成する事をインスタンス化と言います。
JAVAのクラスを定義するメリットとは
✅インスタンスを生成できるようになる
✅クラスから生成されたインスタンスを入れる変数型が使えるようになる
プログラミングに携わった事のある人なら数値や文字列の変数の定義を行った事が必ずあるはずです。JAVAではこれらに加え、クラスから生成されたインスタンスを入れる変数型が使えるようになります。
JAVAのクラス型変数とは
JAVAのクラス型変数とは、クラスを定義して仮想世界に生み出されたインスタンスを入れることができる変数の事を言います。例えば勇者クラス(brave)を定義したとします。勇者クラス(brave)からインスタンスを生成することができ、勇者クラス(brave)が使用できるようになります。
JAVAクラスとインスタンスのサンプルソースコード
public class Brave {
String name;//名前の宣言
int hp;//HPの宣言
public void rest() {
this.hp=1000;
System.out.println(this.name+"はひと休みした");
System.out.println(this.name+"のHPは"+this.hp+"に回復した");
}
}
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
Brave b=new Brave();//BraveクラスからBraveインスタンスを生成
b.name="チョッパー";
System.out.println("勇者"+b.name+"はゲッソリしている");
b.hp=800;
System.out.println("勇者のHPは"+b.hp+"だ");
b.rest();
}
}
出力結果
勇者チョッパーはゲッソリしている
勇者のHPは800だ
チョッパーはひと休みした
チョッパーのHPは1000に回復した
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