JAVAのコンストラクタ|初心者のためのオブジェクト指向

コンストラクタはインスタンス化を行った際に自動的に実行されるメソッドです。コンストラクタを使いこなす事で引数を受け取れるように宣言することも可能となります。

JAVAのコンストラクタとは

JAVAのコンストラクタとは、「Brave(勇者)メソッド」のようにクラスがnewされた直後に自動的に実行されるメソッドの事を言います。通常、「必殺技」専用のメソッドはユーザーから指示を受けて呼び出されますが、JAVAのコンストラクタはnewされると自動で実行され、下記のソースコードではHPに1000の初期値が代入されています。

public class Brave {
	String name;//名前の宣言
	int hp;//HPの宣言

	public void deathblow() {//必殺技メソッド
		System.out.println(this.name+"は必殺技を繰りだした");
	}

	public Brave() {
		this.hp=1000;//HPを1000で初期化
	}

}

JAVAのコンストラクタのメリット

JAVAでは多くの技術者が携わり開発が行われます。そのため、メインとなるBrave(勇者)メソッドにHPをインスタンス化したと同時に1000で初期化してあげないとインスタンス化と同時にHP0でゲームオーバーとなってしまいます。Braveメソッドの開発者がHPの初期化を事前に行うことでBraveメソッドを使用するプログラマがHPを気にする必要性がなくなるというメリットがあります。

Braveメソッドを使う側からすると、勇者の最初のHPがどのくらいあるのかという情報は元々ありませんし、知る必要もない事です。Braveメソッドの開発者はどのプログラマがBraveメソッドを使ってもエラーがおきなよう、親切なメソッドの開発を心掛けるべきです。

JAVAのコンストラクタの条件

✅メソッド名がクラス名と完全に等しい

✅メソッドの宣言に戻り値が設定されていない

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